一枚の壁
『聖マリア産院』そう書かれている。
受付に行き紹介状を見せたらすぐに診察室に通された。
『クリスティーナさんですか?
はじまして、私はアナベル・クロエです』
「クリスティーナです。
アナベル先生とお呼びしていいですか?」
『えぇ。』
アナベル先生は40歳代の優しい方だった。
様々な問診と触診などの後に、アナベル先生に呼ばれた。
『おめでとうございます。
妊娠3ヶ月です』
「嬉しい!!!」
『まだ初期なので不安定ですから、体には気をつけて下さいね。』
「はい」
その後、アナベル先生から諸々の注意を受けて実家に帰った。