Ⅹ(クロス)
「カラス、お前、聞いた事ねェか?
俺達ナユタの中に、大地の力を布の中に織り込む事の出来るヤツがいるって…。」
「え、あ、ああそう言えば、シュラムの村にそんな女がいるって聞いた事ある。
その女の織った布は、人の心を癒やすって…
単なる噂かと思ってた・・・。」
「それだけじゃねェ。
昔…、ナユタがまだラドニアの真っ当な住民だった頃によ、大地の力で大陸の連中の攻撃からナユタを守り続けたヤツがいたって噂がある。」
「どうやって?!」
ユウリが口を挟む。
「そいつは、大地の力を様々に変化させ、大陸の連中を瞬く間に葬り去ったと言われている。
その力は、まるで我らが神、ジプサムに匹敵する程だったとか・・・。
まあ大昔の話だからよ、俺も詳しくは知らねェんだが…」
「それで…なのか…。
あいつらがナユタを忌み嫌ってやがるのは…。」
ユウリが悔しそうに言い捨てる。
俺達ナユタの中に、大地の力を布の中に織り込む事の出来るヤツがいるって…。」
「え、あ、ああそう言えば、シュラムの村にそんな女がいるって聞いた事ある。
その女の織った布は、人の心を癒やすって…
単なる噂かと思ってた・・・。」
「それだけじゃねェ。
昔…、ナユタがまだラドニアの真っ当な住民だった頃によ、大地の力で大陸の連中の攻撃からナユタを守り続けたヤツがいたって噂がある。」
「どうやって?!」
ユウリが口を挟む。
「そいつは、大地の力を様々に変化させ、大陸の連中を瞬く間に葬り去ったと言われている。
その力は、まるで我らが神、ジプサムに匹敵する程だったとか・・・。
まあ大昔の話だからよ、俺も詳しくは知らねェんだが…」
「それで…なのか…。
あいつらがナユタを忌み嫌ってやがるのは…。」
ユウリが悔しそうに言い捨てる。