Ⅹ(クロス)
「え、えぇ?! もう?
だって、俺来たばっかだし・・・」
「もう充分だ。」
ユウリは、カラスの腕を掴んで背中を向け、ぐいぐいと戸口まで引っ張って行く。
そして、ドアに手を掛けながら、思い出したように振り向いた。
「リディア、ラドニアでのあんたは、ちょっとカッコ良かったぜ!」
言いながらニヤリと悪戯っぽく微笑む。
「え?!」
「じゃあな。」
ユウリは後ろ向きに手を振りながら、ドアの向こうに消えた。
慌てて、カラスが付け加える。
「また、来るから!!
また、旨いもん沢山持ってくるからさ!!」
「ありがとう!」
リディアは、初めてにっこりと微笑んだ。
だって、俺来たばっかだし・・・」
「もう充分だ。」
ユウリは、カラスの腕を掴んで背中を向け、ぐいぐいと戸口まで引っ張って行く。
そして、ドアに手を掛けながら、思い出したように振り向いた。
「リディア、ラドニアでのあんたは、ちょっとカッコ良かったぜ!」
言いながらニヤリと悪戯っぽく微笑む。
「え?!」
「じゃあな。」
ユウリは後ろ向きに手を振りながら、ドアの向こうに消えた。
慌てて、カラスが付け加える。
「また、来るから!!
また、旨いもん沢山持ってくるからさ!!」
「ありがとう!」
リディアは、初めてにっこりと微笑んだ。