Ⅹ(クロス)
「ええ。
彼女は、ジプサムの過去と現在、そして未来の姿を見通す力を持っています。
彼女ならきっと、リディアさんが・・・妹がこれから何をしなくてはならないのか・・・、その指針を示してくれることでしょう。」
ユウリが怪訝そうにライトを見る。
「なぁ、ライト、一つ聞くけどよ、なんで俺なんだ?
お前は一緒に行かないのかよ。」
「ユウリくん、僕は薬師です。
僕は僕なりの力でロトスの人達を護らなくてはならないのです。
それに・・・、妹は多分、君を必要としている。」
「おお?」
ジャコスはニヤリと笑ってユウリの顔を覗き込む。
「ぇ? ええ?!
お、俺は別に、そんな、お前・・・」
「あはは。
そういう意味じゃありませんよ。
ユウリ君は、ラドニアで偶然妹に出会い、そして偶然ここへ連れて来た。
それは・・・、偶然では無い気がするんですよ。
だから、シュラムへは、君が行くべきだと・・・、
そういう事ですよ。」
彼女は、ジプサムの過去と現在、そして未来の姿を見通す力を持っています。
彼女ならきっと、リディアさんが・・・妹がこれから何をしなくてはならないのか・・・、その指針を示してくれることでしょう。」
ユウリが怪訝そうにライトを見る。
「なぁ、ライト、一つ聞くけどよ、なんで俺なんだ?
お前は一緒に行かないのかよ。」
「ユウリくん、僕は薬師です。
僕は僕なりの力でロトスの人達を護らなくてはならないのです。
それに・・・、妹は多分、君を必要としている。」
「おお?」
ジャコスはニヤリと笑ってユウリの顔を覗き込む。
「ぇ? ええ?!
お、俺は別に、そんな、お前・・・」
「あはは。
そういう意味じゃありませんよ。
ユウリ君は、ラドニアで偶然妹に出会い、そして偶然ここへ連れて来た。
それは・・・、偶然では無い気がするんですよ。
だから、シュラムへは、君が行くべきだと・・・、
そういう事ですよ。」