Ⅹ(クロス)
「本当?!」


「おう。」


「ありがとう! ありがとう、ユウリ!!」

リディアは思わず腕をユウリに絡める。


「ぁ・・・暑い?」


「別に。」

ユウリは反対側を向いて、煙草の煙を吐き出した。




リディアの体に張り詰めていた緊張の糸が少しずつ解れていく・・・。
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