Ⅹ(クロス)
Ⅶ. 光を永久に・・・
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天井からポタポタと黒い雫が垂れる。
僅かに残る臭気。
部屋の壁は、放電するようにパチパチと青白く光っている。
――ギギッ・・・
扉が開き、その隙間から細く白い足が覗く。
――ごめんなさい・・・苦しいでしょう
その碧色の瞳は、宙に浮かぶ黒い塊を見ている。
――ええ、聞こえます・・・だから・・・来たのです
その足は、一歩一歩その塊に近付いて行く。
――私は・・・もうすぐ・・・アナタの元へ・・・
――バンッ!
「リディア!!」
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天井からポタポタと黒い雫が垂れる。
僅かに残る臭気。
部屋の壁は、放電するようにパチパチと青白く光っている。
――ギギッ・・・
扉が開き、その隙間から細く白い足が覗く。
――ごめんなさい・・・苦しいでしょう
その碧色の瞳は、宙に浮かぶ黒い塊を見ている。
――ええ、聞こえます・・・だから・・・来たのです
その足は、一歩一歩その塊に近付いて行く。
――私は・・・もうすぐ・・・アナタの元へ・・・
――バンッ!
「リディア!!」