Ⅹ(クロス)
「フランはお止めしたそうですよ。
ジプサムの格納庫は危険だと。
にも拘わらずリディア様が無理やりジプサムに近付いた。
そう聞いておりますが?」
アルフレッドは顔色を変える。
「そんな事を聞いているのではない!
私が懸念しているのは、ジプサムに何か異変が起きているのではないか?という事だ。
人体に影響を及ぼす程の何かがだ!」
フェルナンドは両手を挙げて首を横に振る。
「兄上。
どうか落ち着いてください。
現に今、我々はこうして生活しているではありませんか?
それは、ジプサムの力の成せる事。
異変が起きているとしたら、エネルギーの供給も侭ならぬはずです。」
「だがしかし…」
ジプサムの格納庫は危険だと。
にも拘わらずリディア様が無理やりジプサムに近付いた。
そう聞いておりますが?」
アルフレッドは顔色を変える。
「そんな事を聞いているのではない!
私が懸念しているのは、ジプサムに何か異変が起きているのではないか?という事だ。
人体に影響を及ぼす程の何かがだ!」
フェルナンドは両手を挙げて首を横に振る。
「兄上。
どうか落ち着いてください。
現に今、我々はこうして生活しているではありませんか?
それは、ジプサムの力の成せる事。
異変が起きているとしたら、エネルギーの供給も侭ならぬはずです。」
「だがしかし…」