ハッピーエンド・スーパーノヴァ

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「おはよう。さて、ユウちゃんの意見を聞こう」

朝、事務所に到着した俺に、応接のソファーにふんぞり返ってタバコをふかしていたボスが、さっそく聞いてきた。ヨドミちゃんはまだ来ていないようだ。

「ギャラマサのPVですよね？意見も何も・・・大学生の悪ノリみたいなもんですよね、あれ」

俺もボスの向かいに腰掛け、ボスが差し出してきた細長いタバコを受け取りつつ答える。

「ふむ。他に気がついたことは？」

「気がついたことですか？・・・撮影してる公園とかですか？わかりませんでした」

ボスは、得意のニヤリ顔で、

「ギャラマサには、協力者がいる」

と俺に告げた。