ハッピーエンド・スーパーノヴァ
「ねえユウちゃん、図書館行って日本の歴史読まない?」
バカな。張り込みはまだ始まったばかりだ。
「ずっとここにいるの、つまんないよ。それに、アンテナちゃんがもしかしたら別ルートで図書館に行ってて、すでに別のパンの本を読んでるかもしれないし」
アンテナ少女がパンの本ばかり読むとは限らないが、俺も我慢強い方ではない。
「そうだね。あんまり一箇所にいても不自然だし。でも、ボスの命令だから俺たちはさっきの道で行こう。ギャラマサの部屋も見て」
あまり見たいものでもないが、これもれっきとした仕事だ。
自信はないが。
「じゃあ、これ持って」
ヨドミちゃんが俺の手を取り、ポテチの袋を持たせ、腕を組んできた。
クソッ。悔しいが、たまらなくうれしい。
バカな。張り込みはまだ始まったばかりだ。
「ずっとここにいるの、つまんないよ。それに、アンテナちゃんがもしかしたら別ルートで図書館に行ってて、すでに別のパンの本を読んでるかもしれないし」
アンテナ少女がパンの本ばかり読むとは限らないが、俺も我慢強い方ではない。
「そうだね。あんまり一箇所にいても不自然だし。でも、ボスの命令だから俺たちはさっきの道で行こう。ギャラマサの部屋も見て」
あまり見たいものでもないが、これもれっきとした仕事だ。
自信はないが。
「じゃあ、これ持って」
ヨドミちゃんが俺の手を取り、ポテチの袋を持たせ、腕を組んできた。
クソッ。悔しいが、たまらなくうれしい。