ハッピーエンド・スーパーノヴァ
ヨドミちゃんかわいい・・・

だがなんなんだ、この意味の無い成長物語は!

「確かにヨドミちゃんのコーヒーは奇抜な出来栄えでしたけど、どうするんですか、宇宙人だなんて。真に受けるようなものじゃないように思えますが」

俺は、たぶんここで俺に求められているであろうツッコミの役割を果たすべく、ボスにむかって進言した。

ボスが先ほどから見せているニヤニヤ笑いで、

「素晴らしい一般論だ。だが、なにをもって彼の主張を否定するほどに俺達の常識が世界を網羅していると言い切れるのだい?やることは決まったじゃないか。地球侵略を目論んでいるアトラクなんとかを、俺たちで見つけようじゃないか」

と自信ありげに言い、新たなタバコに火をつけた。



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