ハッピーエンド・スーパーノヴァ
「クトゥルー神話?なにそれ?」

「昔のアメリカの作家の、ラヴクラフトって人を中心に数人の作家が書いた恐怖小説群ですよ。その中にアトラク=ナクアって名前の架空の・・・なんて説明したらいいんだろう?神様というか悪魔というか、そういうのが出てくるんです」

ボスは俺の隣に来て、俺が開いていた画面を一緒に覗き込んだ。

「ふーん・・・ユウちゃんは読んだことあるのかい?」

「ええ、ずいぶん前にですが」

「おもしろい?」

「僕的には」

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