ハッピーエンド・スーパーノヴァ
「ただ・・・あのアンテナ少女が、どういう位置にいる宇宙人なのかは、これからだな。ヨッシーにアトラク=ナクア星人の侵略を知らせている、ということは彼女自身はアトラク=ナクア星人ではない。そしてなぜ、知らせる相手がヨッシーなのか、というのも謎だ」

いやいや、どこもかしこも謎だらけだけど・・・

その時、事務所のドアを開けてヨドミちゃんが入ってきた。

今日は学生服でなくジーンズとボーダーのカーディガン姿だ。

「おっはよー。じゃあ早速コーヒー淹れるね」

大丈夫、覚悟は出来ている。

俺はそっとお腹を押さえた。


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