ハッピーエンド・スーパーノヴァ
「俺は充電期間中」

「ものは言いようだな」

「本当はそんな気楽なもんじゃなくてな、療養中なんだよ。前の仕事で体調崩しちゃってな。仕事すれば体壊して、しなきゃしないで肩身も狭けりゃ生活も厳しい。難儀だよ、世の中なんて」

友人との久しぶりの会話は、妙にしんみりした内容に落ち着いていった。

「じゃあ、俺これから病院だから。お前も無理すんなよ」

ハカセは駅の方へ歩いていった。

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