ハッピーエンド・スーパーノヴァ
そしてボスは思いついたように、

「二人ともちょっとさっきの角のところで待ってて」

と言うと、一人アパートから出てもと来た道の逆に歩いていった。

ボスはアパートから少しはなれた路上で、アパートを入り口がある面とは逆から眺めた。

俺とヨドミちゃんはT字路に戻り、遠くからボスの帰りを待つ。

ボスはひとりでアパートに戻り、3階に姿を見せると、ダイバーの部屋の前まで行ったがすぐに身を翻し、ややして俺たちに追いついた。

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