学園皇子はメガネ少女に夢中


学校行きたくないな…


いや昨日の取り巻きたちは良いのだが


皇子の前で泣いてしまった自分がなんとも情けない

あぁ~とアタシはベッドの中で頭の中で抱えて居ると

苦しんでいると勘違いした母が学校に電話して今日は休ませてくれた


「ゆっくりね薫風」



昨日の一件を知っている
繭ちゃんからは


「「落ち着いたら学校おいで」」という優しいメールをくれた


そしてもう1人


「「放課後行くから」」

と皇子からのメール


あなたに会いたくないから休んだんですけどぉおおぉ


けど



そうおもう気持ちと反対にある


"会いたい"という気持ちが芽生えて居て


皇子様の気まぐれを
気まぐれと取れない程までなっていて…


そんな自分の気持ちにアタシは戸惑っていた。



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