学園皇子はメガネ少女に夢中


「ねぇしゅうじぃ」


甘ったるい女の子の声


「何?ゆめちゃん」


「「キャー」」


出たよ

皇子スマイル

あれかね君はスーパヒーロかね
私にしたら悪役ですけど

ていうかみつあみつつくな!!


言いたい


我慢は体に良くないしな

言ってみるか


「あの…」


「どうした薫風」


うわっ眩しっ!だから利かねぇメガネで反射!


「みつあみ…「皇子ー薫風ー先生が生徒会室来いってさ」



「了解。理子ちゃんありがとうね」


「いやいや皇子の為ならなんだって」


目がハート


スゴいなぁ


なんて思ってたらいきなりみつあみが引っ張られた

見なくても解るんだけど

「行くよ。薫風」


わたしゃ犬か!?
みつあみはリードじゃないっすよ!!


なんて言えない小心者

「私お腹いた「副会長だよね」



仮病が利かない皇子様

笑顔に負けたら許してくれますか


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