学園皇子はメガネ少女に夢中


「あの、お二人ともありがとうございます!!アタシ頑張ってみます」


「その意気だよ三神さん」


「ドレスは自分で着て下さいね、私には勿体ないから」


私が言うと皇子は私の耳元で

「「俺は脱がしやすそうで好きだけどな」」


なっ…こんのっっエロがっぱ!!


「アタシも部長と二人の様な関係になりたいです」


三神さん…
頑張って下さい


そして勘違いなさってますよね?


「私も出来る限り応援しますから協力出来ることは何でも言って下さい!!」


「副会長…はい!!ありがとうございます」



こうして「三神さんの恋を成功させようプロジェクト」始動したのだった



皇子、やっぱりただの女たらしじゃないんだ…


「薫風、喧嘩売ってる?」


「ひっ…ひぎゃあああああ」

私の悲鳴は校舎一体に響いた




その頃

春希と繭は…


「今…悲鳴が聞こえた気がする」


「水瀬さんじゃない?」


「皇子も素直になれば良いのに」


「なら、佐和山さんくらい水瀬さんの勘が鋭くなる必要もあるね」


「薫風はあのままが一番なの」


「ふーん、まぁしかし」


「終わんないね」




山積みの資料を見ながら二人はため息をつくのだった…


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