学園皇子はメガネ少女に夢中
「なんだろう…普段より黒いオーラが見える…」
「なんかあったのか?」
「繭ちゃん…いや、皇子が黒くて」
「いつもでしょ?気にしないのが一番よ」
繭ちゃんの笑顔と言葉に安心した私は皇子にメガネを渡す
「薫風、僕はメガネなんか無くとも充分真面目だよ?」
「いえ、根っからのチャラ男に見えます」
「あなた皇子に「はいはい部外者さよーならー」
取り巻きの方が文句を言いにきたが繭ちゃんによって外に消えた
「チャラ男…ね。薫風は酷いなぁ…」
皇子が言った言葉は私の耳に届くことなく消えた