中毒な彼

第1章 見破る

何であんな顔をしてたんだろう・・・・勘違いだと言われたけど何かひっかかる・・・

そんなことをぼやきながら学校に向かった。

下駄箱に行くと窪田君が下靴を入れていていた。

「おはよう!」

「あっ・・・おはよう」

大声で挨拶された。

「何や元気ないやん?どないしたん?」

「えっ?・・・元気やで。」

「大和と何かあった?」

「えっ・・・と何でそこで大和が出てくるん?大和は関係ないで。」

「本間に?目が泳いでるけど・・・」

「本間に何にもないから。」

どうして必死に嘘をつく自分がいるのかよく分からなかった。

< 21 / 21 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ただその瞳が
hela/著

総文字数/668

詩・短歌・俳句・川柳3ページ

表紙を見る
Lift
hela/著

総文字数/594

恋愛(その他)4ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop