ココア
彼女が意識してくれてるって
ものすごく認識してしまって
心臓が、バクバク
耳鳴りみたいに
鼓動を響かせたのを
覚えてる。
ニヤけてしまって
誰もみてないか!?って
周りをキョロキョロしながら
タバコ、吸ったの
覚えてる。
あ?
なーんだ。
俺、
そのときから
真月の事
好きだったのかも
しんない。
「真月。」
「なあに?」
「新婚旅行、いかねえ?」
「ホントだッ。
行ってなかったね(^^ゞ」
・・・
予測はしたが
さすがは、奥様。
『どこか、出掛けようか?』
って誘ったら
『わーいんぢゃ、ジャ○コ。
旦那と日用品のお買い物って
憧れてたんだよね〜』
って、いうだけの事はある。
小さい幸せを
目一杯くれるヒト。
まさか
出会って間もなくに
惚れてたなんて。
今頃、気づくなよ俺
いま、一緒にいるのは
死ぬまで、真月と寄り添うのは
俺だから
いっぱい
好きでよかった。