ココア
 

「えー。
ま、その面みてりゃ
だいたい、想像つくけど。

しっかし、これ、
派手な短冊だな」


そういって、隣のオッサンは
アルミホイルを手にとる。


「・・・鷹尾君。
召集令状だ・・・」

「え?」


『From恋(レン)ちゃん』て
まさか・・・あの、
レンちゃん?

俺達に宛られた短冊には、
飲み屋の地図と集合時間が
かかれていた・・・


って!!今から、かよっ


「行こーか。鷹尾くん。
多分、真月も一緒だろ?」

「ああそうかも、ですね。」


二人で
『タナバタを祝う会?』へ
(って、短冊に書いてある)
向かい、歩きだした。

 
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