追いかけて~恋の行方
◆ケジメのケジメ
ったく、敦の奴、いったい何処まで渚を送ってってんだよ…
駅までじゃないのか?
まさか、家まで送ってったのか?
俺は打ち上げの行われているファミレスの入口で、イライラしながら敦を待っていた。
「あれ、シノブ、何してんのこんなとこで」
鼻歌を歌いながら、上機嫌で敦が入口のドアを開けて入ってくる。
「お前を待ってんだよ!
いったい何処までナギサを送ってってんだよ」
「なに、そんなに気になるの?
じゃ、自分で送れば良かったのに」
「お前が任せとけ、みたいなこと言うからだな、俺はこっちの手前があるし、抜けれんだろ……」
「あ、ご心配なく。やることやってきたから」
「やることやる? な、なんだっ、それっ!」
「う~ん、キスして、交際を正式に申し込んできた」
「キスぅ~、交際ぃ~お前、何考えてんだぁ~」
駅までじゃないのか?
まさか、家まで送ってったのか?
俺は打ち上げの行われているファミレスの入口で、イライラしながら敦を待っていた。
「あれ、シノブ、何してんのこんなとこで」
鼻歌を歌いながら、上機嫌で敦が入口のドアを開けて入ってくる。
「お前を待ってんだよ!
いったい何処までナギサを送ってってんだよ」
「なに、そんなに気になるの?
じゃ、自分で送れば良かったのに」
「お前が任せとけ、みたいなこと言うからだな、俺はこっちの手前があるし、抜けれんだろ……」
「あ、ご心配なく。やることやってきたから」
「やることやる? な、なんだっ、それっ!」
「う~ん、キスして、交際を正式に申し込んできた」
「キスぅ~、交際ぃ~お前、何考えてんだぁ~」