My fair Lady~マイフェアレディ~
「ネオ!」
「ユウか」
俺は彼の腹辺りにタックルでもするかのように飛びついた。
「ネオ~~!先週ぶり!野菜持って来てくれたの?」
「ああ。先週辺りから少ないと思ってたからな」
「そうなんだよ~パパンと野菜鍋パーティーしたからさぁ~」
「どんなだそりゃ」
ケラケラと笑うとネオードは俺の来た道歩き出した。
「持ってってくれるの?」
「お前じゃ持てねーよ」
確かにネオードの太い腕には大量の野菜。俺には半分も持てなそうだ。