My fair Lady~マイフェアレディ~
「ネオ…」
「……飯、出来てるぞ」
俺が呼びかけると、ネオードは何が言いたいのか悟ったのか業とらしく話を剃らした。
俺はグッと込み上げて揺さぶるような感情があふれ出し、その勢いのままに声を荒げた。
「誤魔化さないで!!」
俺の必死の叫びにネオードの動きが止まった。そしてゆっくり俺と向き合う。
感情が、無い顔だ。
まるで観察されているような眼差し。
とても恐ろしい。
この男は誰だ。