My fair Lady～マイフェアレディ～

資料はが山積みになっている所は避けて通る。倒したりしたら大変だ。

俺は前に寝かされていた部屋に向かう。
あの時から変った様子はどこにも無い。

ベッドの近くにある鏡。俺は何気なくそれに近づいて覗き込む。ちょいちょいと前髪をいじった。


周りを見渡す。机が端にあるのを見つけて、俺はそこに近づいた。
机の上には電気スタンドと羽ペンが置いてあった。
横には何かの資料が置いてある。

それは、これからの農場のプランのような少し難しい内容のものだった。


他に何かあるかと思って探るが、別に変ったものはなかった。

俺は「はぁ、」一つ溜息を吐いた。そう簡単にはいかないものだ。

俺は離れようとして、机の下の引き出しに気が付いた。

引き出しは三つあった。