My fair Lady~マイフェアレディ~
朝、重い空気の中、子供達は昨夜の事を説明された。

これには流石のロードも驚いた。開いた口が塞がらず、何を言っていいのかわからなかった。


ネオードや他の幼い子供達は泣いて別れを嫌がった。
ロンナはレオンをレザートに押し付けるとロードの傍に寄った。


「いい事、ロード」

ロードの両肩を持ってロンナは真剣に向き合った。


「お前が、みんなを守るのよ。」


それは余りに重い言葉だった。
だが、続けてロンナは言う。


「ロード、お前は私にそっくりなのよ。お前なら絶対にみんなを守れる。お前だけじゃない。私はこの三人を守るわ。そして絶対ここに戻って来る。」


ゴクリとロードは生唾を飲んだ。激しく鼓動が鳴り母親の目を背ける事が出来ない。


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