空想学園


私には固い絆なんてものはいらない


ゆっるい糸のような繋がりで充分なんだ




≪私、久美子。よろしく。あみちゃんはいくつ?≫

教室に私のアバターが戻ると、また入学した人がいた
私のアバターの上部に書き記された名前を呼ばれた私は素直に答える


≪15だよ。名前は・・・久美子ね。よろしくね。≫


ん・・・?まてよ

久美子・・・。聞いたことのある名前だ
それにこの女のアバターの顔、よく知ってる
< 11 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop