図書室の彼にはご用心?!





ぐるぐると色んな事を考えて、はたと気付く。




私・・・下、見て、る?





気づいた途端に震えがくる。




ぎゃー!本当に怖い!!
・・・あっ





周りがスローモーションに回転して見える。いや、本当は自分が回転している。ただ分かるのは・・・床が目の前に迫っている事だけ。




今度は真剣に叫ぶ。




「ぎゃー!!」





バッターン




本と私が床にダイブ!
王子様が受け止めてくれるー、とか、さっきの変態発言男子が助けてくれるー、とかも無しに





ドサッドサドサ





お尻打ったー(泣)





マンガみたいに、いっしょに落ちた一番上の棚の本が散らばる。





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