<コラボ小説>偉大な緑の協力者~トリガーブラッド~
昼過ぎにはアザムとサッカーゲームをしながらサンドウィッチを食べる。
暫くして違うゲームを横に用意するアザム。結構な試合数をしているので飽きてきたのだろう。
「この試合が終ったらこっちのゲームをしてもいい?」
「いいですよ。しかしパズルゲームは私の得意分野ですがいいですか?」
「え……い、いいもん!」
微妙にムキになるアザム。小さく笑ってサッカーゲームを進めるレイ。
サッカーゲームに一段落が付き、アザムに明日の事を切り出す。
「あの明日社長の所に一緒に来て欲しいのです。」
横に座って不安そうな顔を見せるアザムに、レイは軽く体当たりする。
「大丈夫ですよ。“おとうさん”と呼びなさいとか言われませんし。それに明日は部屋からも出られますからね」
そう言うと安心した笑顔を見せるアザムにレイは苦しくなる。
そして、何も知らないからこそ見せられる、アザムの屈託の無い笑顔。
レイはそれを見せられれば見せられるほど、自分がした事への罪悪感と非力さという闇に飲み込まれていく。
それでも、今はそれさえも隠し通さなければならない。
暫くして違うゲームを横に用意するアザム。結構な試合数をしているので飽きてきたのだろう。
「この試合が終ったらこっちのゲームをしてもいい?」
「いいですよ。しかしパズルゲームは私の得意分野ですがいいですか?」
「え……い、いいもん!」
微妙にムキになるアザム。小さく笑ってサッカーゲームを進めるレイ。
サッカーゲームに一段落が付き、アザムに明日の事を切り出す。
「あの明日社長の所に一緒に来て欲しいのです。」
横に座って不安そうな顔を見せるアザムに、レイは軽く体当たりする。
「大丈夫ですよ。“おとうさん”と呼びなさいとか言われませんし。それに明日は部屋からも出られますからね」
そう言うと安心した笑顔を見せるアザムにレイは苦しくなる。
そして、何も知らないからこそ見せられる、アザムの屈託の無い笑顔。
レイはそれを見せられれば見せられるほど、自分がした事への罪悪感と非力さという闇に飲み込まれていく。
それでも、今はそれさえも隠し通さなければならない。