<コラボ小説>偉大な緑の協力者~トリガーブラッド~
用意の為の蛇行
十時前だというのに既に二人は揃って車の前に居る。
ザザはガルナよりも少し細身で赤みのかかった茶色い髪色の男性。
レイと見た感じ変わらないくらいだが、ガルナ同様の黒服にサングラスという格好なため、雰囲気は微妙に見える。
「運転は俺がしますよ。ガルナさんは助手席で、レイ様とアザム坊ちゃんは後部座席にどうぞー」
ザザは軽い乗りのまま言葉を掛けると後部座席の扉を開く。
「アザム君先にどうぞ」
レイはそう促がし、ガルナとザザには冷たい瞳を見せ“手はず通りに”と目で訴え自分も中に乗り込む。
それを確認して、ガルナは微妙に首を縦に動かし、ザザはただ薄笑いを浮かべて乗り込む。
時間的に問題がなさそうな場所にマークした地図をレイはガルナに渡すと、ザザと確認して車は走り出した。
「じゃあレイ様、一番近いマークから行きますがOKですか? あーきっと、暫くは畑とか大きな道なので何も無いですが我慢してくださいね」
格好がガルナと一緒なためか、近づきがたい雰囲気が子どもには感じるのだが、レイとガルナともちょっと雰囲気が違うような気もする。
ザザはガルナよりも少し細身で赤みのかかった茶色い髪色の男性。
レイと見た感じ変わらないくらいだが、ガルナ同様の黒服にサングラスという格好なため、雰囲気は微妙に見える。
「運転は俺がしますよ。ガルナさんは助手席で、レイ様とアザム坊ちゃんは後部座席にどうぞー」
ザザは軽い乗りのまま言葉を掛けると後部座席の扉を開く。
「アザム君先にどうぞ」
レイはそう促がし、ガルナとザザには冷たい瞳を見せ“手はず通りに”と目で訴え自分も中に乗り込む。
それを確認して、ガルナは微妙に首を縦に動かし、ザザはただ薄笑いを浮かべて乗り込む。
時間的に問題がなさそうな場所にマークした地図をレイはガルナに渡すと、ザザと確認して車は走り出した。
「じゃあレイ様、一番近いマークから行きますがOKですか? あーきっと、暫くは畑とか大きな道なので何も無いですが我慢してくださいね」
格好がガルナと一緒なためか、近づきがたい雰囲気が子どもには感じるのだが、レイとガルナともちょっと雰囲気が違うような気もする。