<コラボ小説>偉大な緑の協力者~トリガーブラッド~
真実の行動
一つの決心を胸にアザムを抱きかかえ車の外に出た瞬間、他の人間も、レイ自身も何が起きたのか分らなかった。
アザムがレイのの手を離れ迷彩服を着たティーロの手の中にいる。
傭兵や軍人は月明かりや林、使えるものは全て自分の道具、味方として使うのが当たり前。
「会社のお偉いさんは、ガキすら“物”なのかよ!」
そう言い放ってレイを車に片手で押し倒す。そしてアザムを肩に抱え走り出した。
(私を裏切り者にさせないためなのか?)
ガルナが先にティーロを追いかけ、後からザザが追いかけようとしている姿が身体を起した時点で確認できた。
「申し訳ないが……ザザ君まで“あの人”を追わせない!!」
レイはすぐに車から出て、ザザの首に腕をかけ後ろに倒す。
子供を奪い去った‘男’ティーロに気を取られていた事と、レイが想定外の行動をとった事で戦闘が出来るザザでも倒れてしまった。
その姿仲間割れのような姿にテロリストの三人は戸惑っている。
「と、とりあえず話は無かった事でいい! 面倒な事は御免だ!」
動向を見て自分達で動く手もありそうだとも感じた三人は、車に乗り込みそのまま退散してしまった。
アザムがレイのの手を離れ迷彩服を着たティーロの手の中にいる。
傭兵や軍人は月明かりや林、使えるものは全て自分の道具、味方として使うのが当たり前。
「会社のお偉いさんは、ガキすら“物”なのかよ!」
そう言い放ってレイを車に片手で押し倒す。そしてアザムを肩に抱え走り出した。
(私を裏切り者にさせないためなのか?)
ガルナが先にティーロを追いかけ、後からザザが追いかけようとしている姿が身体を起した時点で確認できた。
「申し訳ないが……ザザ君まで“あの人”を追わせない!!」
レイはすぐに車から出て、ザザの首に腕をかけ後ろに倒す。
子供を奪い去った‘男’ティーロに気を取られていた事と、レイが想定外の行動をとった事で戦闘が出来るザザでも倒れてしまった。
その姿仲間割れのような姿にテロリストの三人は戸惑っている。
「と、とりあえず話は無かった事でいい! 面倒な事は御免だ!」
動向を見て自分達で動く手もありそうだとも感じた三人は、車に乗り込みそのまま退散してしまった。