<コラボ小説>偉大な緑の協力者~トリガーブラッド~
アザムの両肩を持ってこちらを向かせたらエメラルド色の瞳と向き合わせられる。そしてベリルは言い聞かせるように話しを続ける。
「いいかアザム。私のことが気に入らなければ、別にそれはかまわん。だが、訊かれたことはちゃんと答えてくれ」
「……わ、わかった」
下を向きアザムは小さく頷いてそう答えた。お前にとっても“大切な事”だからと言われた気がした。
「じゃあ……それで、どこに打たれたんだ?」
アザムは左腕を指した後、右腕も指した。
その事に不思議そうな顔をするベリルを、見つめるアザム。
(二ヶ所ってどういうことだ? 一つはウイルス……もう一つは?)
何故二ヶ所なのか腑に落ちないが、ウイルス自体がどういうものなのかを調べる必要性をベリルは考えた。
携帯で自分の馴染みの大学病院を探してみた。しかし、移動した場所周辺の町には無かったため携帯を仕舞う。
「いいかアザム。私のことが気に入らなければ、別にそれはかまわん。だが、訊かれたことはちゃんと答えてくれ」
「……わ、わかった」
下を向きアザムは小さく頷いてそう答えた。お前にとっても“大切な事”だからと言われた気がした。
「じゃあ……それで、どこに打たれたんだ?」
アザムは左腕を指した後、右腕も指した。
その事に不思議そうな顔をするベリルを、見つめるアザム。
(二ヶ所ってどういうことだ? 一つはウイルス……もう一つは?)
何故二ヶ所なのか腑に落ちないが、ウイルス自体がどういうものなのかを調べる必要性をベリルは考えた。
携帯で自分の馴染みの大学病院を探してみた。しかし、移動した場所周辺の町には無かったため携帯を仕舞う。