<コラボ小説>偉大な緑の協力者~トリガーブラッド~
街に着くと食料品店で飲み物とサンドウィッチを買い、そして袋をアザムに渡す。
車の前まで戻ってくるとベリルはアザムに先に車に乗るように促し、自分は携帯を取り出している。
「少々時間が掛かる。ジュースでも飲んで、待っていてくれ」
車に戻り、手にはジュースを持って掌で転がしながら、ベリルが車にもたれながらどこかに携帯で電話をかけている姿を見ている。
ベリルは電話をかけ終わり携帯を片付けると、車に乗り込みカーナビの電源を入れて検索をし始める。
「病院を探しているの?」
「このまま外にいる事も出来んからな……」
抗体を打たれているため死ぬ確立は低いが、発病は免れない。それをアザム本人も理解はしている。
検索が出来ると一つ頷き、エンジンをかけ、サンドウィッチが入っている袋を見てアザムに言う。
「開けてくれ」
「う、うん……」
アザムは袋の中のコーヒーを先に渡してから、サンドウィッチの包みを開きベリルに一つ渡す。
「残りは全部食べてかまわん……後、それには何も入ってないぞ」
そういってさっきまでアザムが手に持っていたジュースとサンドウィッチを指差すベリル。
“入眠剤入りのオレンジジュース”の事で、一緒に買いに行き自分が袋を持っていたのだが不安に思っていたのだ。
アザムは小さな苦笑いを浮かべた。そして本当は緊張で喉が渇いていたため、ふたを開けて飲み干してしまった。
ベリルはその姿に小さく微笑み確認すると、食料品店の駐車場を後にした。
車の前まで戻ってくるとベリルはアザムに先に車に乗るように促し、自分は携帯を取り出している。
「少々時間が掛かる。ジュースでも飲んで、待っていてくれ」
車に戻り、手にはジュースを持って掌で転がしながら、ベリルが車にもたれながらどこかに携帯で電話をかけている姿を見ている。
ベリルは電話をかけ終わり携帯を片付けると、車に乗り込みカーナビの電源を入れて検索をし始める。
「病院を探しているの?」
「このまま外にいる事も出来んからな……」
抗体を打たれているため死ぬ確立は低いが、発病は免れない。それをアザム本人も理解はしている。
検索が出来ると一つ頷き、エンジンをかけ、サンドウィッチが入っている袋を見てアザムに言う。
「開けてくれ」
「う、うん……」
アザムは袋の中のコーヒーを先に渡してから、サンドウィッチの包みを開きベリルに一つ渡す。
「残りは全部食べてかまわん……後、それには何も入ってないぞ」
そういってさっきまでアザムが手に持っていたジュースとサンドウィッチを指差すベリル。
“入眠剤入りのオレンジジュース”の事で、一緒に買いに行き自分が袋を持っていたのだが不安に思っていたのだ。
アザムは小さな苦笑いを浮かべた。そして本当は緊張で喉が渇いていたため、ふたを開けて飲み干してしまった。
ベリルはその姿に小さく微笑み確認すると、食料品店の駐車場を後にした。