微かにピンク色
ワタシも彼同様に、真剣に答えた。


「………ブッハ〜!!!!!!俺もう無理!!限界!!!!やっべー…カラオケ奢んなきゃじゃん!」


「…???………な…なに??どうしたの?」


急に笑い出しておかしなことを言う彼に不信感をあらわにして聞いた。


「ギャハハハハハ!!!!」


「超ウケるんですけど!!!」


「マジにOKしちゃってるよこの人!」


次々に笑いながらあちこちから人が出てきた。


掃除道具入れや、教卓の下、教室の外…。


5人の男女とワタシに告白をした彼が笑いながらワタシを取り囲むように立ち並んだ。




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