感情の樹


まだ子供のぼくが
どこまで行けるか
わからないけれど

とにかく遠くへ行きたい。

どうせ、親戚の家へ
行ったって
嫌な顔されるだけだもの。

よく知ってる。


だから誰にも迷惑かけず
誰にもたよらず
一人で生きていくんだ。


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