好きだったから…


「竜也…………。」

なんか
気付いたら

目から 涙 がでてた


「うぉ!!!?さくら!???」


「ごめっ…。」


「一緒に保健室行くぞ!」


トンッ!!トンッ トンッ

竜也と並んで階段を上った


保健室は、オキシドール臭くて心にしみた。

「あらっ、滋賀君!!お久しぶりね」

保健室の先生の、前田優子の優しい声…………。


「おひさっすね!!!」


中学入学したばかりなのに知り合いなんだ??

って思ってたら、顔にでてたのか


「よく俺、中学校に忍び込んでたから☆」


って竜也が笑って言った。

「忍び込むって」

ばかかよ………。


「んじゃ、俺は帰るな!!!前田に相談のってもらえよぉ!!!!?」


ガラッ!!! バタン・・・


「なんでも話して?」


「先生っ!!!私心が痛い!!!竜也が違う人と話してるだけで、嫉妬しちゃうの!」


「恋………かぁ。青春ねぇ……」


「ぅっ、うっ、」
私はおお泣きしてしまった……。

トンッ

先生が私の背中優しく叩いてくれた。
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