雨上がり

「りかっ。早く早く~。」

廊下の端から
あたしを呼ぶ声がする。

(いつも元気だな。)

あたしは声のする方に歩き出した。

「もう、りかったら遅いんだからぁ。」

ほっぺを膨らませて
怒るふりをするゆうひ。

「ごめんね?」

ゆうひとは小さい頃からの仲。

良く言えば幼なじみ、

悪く言えば腐れ縁て言うやつ。

「まぁりかだから許すっ。」

そう言ってにこにこしているゆうひ。

本当可愛いんだから。

< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop