【短編】意地悪炭酸ベイビー
放課後。
春ちゃんに後押しされ、先輩に告白するため、先輩を捜索中。
どこだろ。
3年のクラスにはいなかったし、下駄箱も靴はあった。
ってことは、まだ学校にいるよね……?
早く会いたい。
会って伝えたい、あたしの気持ち。
叶うとか叶わないとか、そんなのはどうでもいい。
ただわかってほしい。
あたしが先輩のことをこんなに好きだってことを。
もし言ったら先輩はどういう反応するかな。
驚くよね。
そのあと、「ごめん」ってフラれて、でも笑っていようって決めたんだ。