【短編】意地悪炭酸ベイビー

いいなぁ……先輩の彼女さん。

もう考えるのはやめようっ!!


「新しい恋しようっ!」


そうあたしが言ったときだった。


「恋、すんの?」

え……?


急いで声がしたほうへ振り返る。


そこには前みたいに息を切らした先輩がいた。




「ど、して……」

なんで、なんで先輩がいるの?

彼女さんは??


「あんた、俺を走らせるの、好きだね」

え、え??


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