天然地味子といじわる王子


「まぁ、小林さんじゃない!大変早く保健室に運ばないと」



「俺、運びますよ」



「林君助かるわぁ!じゃあ先生会議があるからあとよろしく」


おい!生徒より会議ってか?


って返事する前にいっちゃたし・・・


まぁいっか!運ぶって言ったの俺だし


「あの・・・」


「ん?」


あぁぁ!こいつらいるの忘れてた。


「ありがとうございます。」


「べつにいいよ!当たり前のことしただけだし!俺、陸!君なんて名前?」



ばしっっ!


「そんなことよりこの子運ばなきゃだろ!」


「そうだった」


ったく、こいつは状況考えろっつーの!





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