@ツンデレ彼氏。
――1校時目が終わり、絢莉のところに向かった。

「ねぇ、なにがあたしなの?」

「聞いてなかったの?小道具準備係。」

小道具準備係…

「……まじ?」

「まじ」

「嘘ぉおぉぉぉぉお!」

「嘘じゃないし声大きい」

と、絢莉が耳を塞いで言った。

「でもなんで廉乙?」

「んー…分からない」

「そっか」

「あっ、そーいえば、小道具準備係は放課後残るんだって」

「まじですか」

「大まじですよ」

「はぁ…」

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