真面目君、不良に憧れる
2.よし、第二歩!
―高校2年の7月…
あの日、遅刻を実行した日。
結果的に、強樹は“遅刻”となりました。
が、しかし…
残念な事に、
善まで“遅刻”になってしまいました。
遅刻に悲しむ、金髪の善。
遅刻に喜ぶ、黒髪の強樹。
不思議な光景が教室の端から見えたのでした。
―そして
次に待ち受ける、
不良への一歩に…
善は、今度はどう立ち向かうのでしょうか?
強樹は、今度はどう理解するのでしょうか?