真面目君、不良に憧れる
俺が居なくちゃいけない場所。
それは、
………―門の前。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「よし、今日は来たな?富良」
来たよ、来ましたよ…
「あれ〜?もしや富良!?今日はどぉしたの?」
どぉしたの?って…俺、風紀委員だから仕事をしに、来たんだけど?
因みに、こいつは、前の朝からテンションの高かった人。
名前は――――――………
うん!…………ごめんな…
「あゃゃ〜?まさかの善!?」
今度は誰だっ―………あッ!!
「おっはよォ〜♪」
「貴音〜♪」