真面目君、不良に憧れる
・強樹、初めてのサボり
愛しき俺の、彼女!
ここに居るから、わかると思うけど、貴音も風紀委員。
「ちょっと、貴音ってば…スカート短いよ..」
「ん〜?大丈夫!こっちの方が、涼しいし♪」
いや、たぶんさ…そーゆう問題じゃねぇよ?
俺も人のこと言えねぇけど…
と、その時――
「………あれ、あの2人って、富良と琵陣じゃねぇ?」
何処からか、聞こえてくる…貴音のことを名字で呼ぶ、男子の声―…
そして
その言葉とともに、暑いはずなのに、周りの空気は一気に、冷えきった――…