真面目君、不良に憧れる
・不良=金髪!
ある日の日曜日。
いつも通り熟睡中の、午前9時。
が、しかし…
ある男の訪れで、俺は夢から覚めてしまった…
「ぜーんー!」
突然、下から母さんのでかい声が聞こえてきた。
んだよっ…うぜぇ…
「ぜーんー!!」
…チッ―…
いい夢見てたのによ…
「あ゙ぁ!!??んだよっ!!!!」
「おーとーもーだーちー!」
――――――…はぁ?
バカ言うなよ…
俺の“お友達”はな、こんな朝早くなんて、起きてねぇんだよ。
どうせ、姉貴の男だろ…
まじうぜぇー
「ぜーんー!
ぼーくーだーよー♪」
―――――っ!!??
俺は、今聞こえた声に驚いて、つい体を起こした。