世界が終わってく音がするけどタイシタ事じゃないョ☆前編

「おはよ……」

目を醒ますとナイがいた

「ナイ……」

ワタシはナイといつも通り朝のキスをする

夢の中で、誰かの声を聞いた気がするが、うまく思い出せない

――あれは……

「ん?」

ナイの整った瞳がワタシを覗きこんで、不思議そうな顔をしてる

ナイはヒューマノイドでどんな顔でもどんな声にもなれる

今は、ウラハラで集めたサンプルを元に、ワタシの好みの顔を平均した顔になってる

――それがなかなかカッコいいんだ!

ワタシは、ナイの顔を見て、ちょっとニヤける
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