世界が終わってく音がするけどタイシタ事じゃないョ☆前編
「博士、こいつは……」
「キミはこの2人に興味があるみたいだし……」
ステルスはちょっと泣きそうな顔でワタシを見た
「まぁ、無事に出られればだけどな。
合流ポイントを送っとくよ」
叔父はワタシとナイに手を振ると、さっさと箱に乗りこむ
「あのオヤジ、まだ質問にこたえてないのに……」
ワタシは動揺したままナイにグチった
「行こう、ミウ」
ナイがワタシを抱き寄せた瞬間、ワタシはまたあの消えて無くなるような感じがした
――あれ???
ただ、前と違って、体の奥のほうで、何かが壊れるような、痛い感じがした……