世界が終わってく音がするけどタイシタ事じゃないョ☆前編


「ミウは叔父さんを救いたいって思う?」

ナイが不意に声をかける

「あたりまえでしょ!」

叔父さんはステルスにさらわれたらしい

そう言ってから、ナイにとって叔父はどんな存在なのかと思った

「ナイにとって叔父さんはおとうさんみたいなもんじゃないの?」

ナイは叔父が作ったヒューマノイドだ

ナイは首を振る

「技術者とその製造物。
 それ以上でもそれ以下でもないね……」

ナイはいつになくクールに言う

――あまり生まれてきたくなかったってことかな?

「オレはミウの為の存在なんだから、
 ミウ次第なんだよ」

ナイはワタシをみつめる
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