世界が終わってく音がするけどタイシタ事じゃないョ☆前編
「ワタシは……」
ちょっとうつむいてしまう
――そりゃ、叔父さんは救いたいけど……
「あいつに会うのがコワイ……」
――ステルス……
ワタシは、ステルスに会うとドキドキして苦しくなる
それが、恋愛型ヒューマノイドの攻撃だとしても、ワタシはステルスを嫌いになれなかった
「ステルスだったら大丈夫。
俺が守るよ……」
ナイはワタシの髪に優しく触れる
ワタシは目を上げてナイを見た
ナイの瞳は、深く、その目を見るとワタシは不思議に落ち着いてくる
「行こう!」
そう言うと、ナイはワタシの気持ちに応えるようにうなづいて見せた