シュガーベイビー★キス
「ったく……あ。アイツもやっと来よったで。」
秋山先生が何かに気づき、軽く手をあげる。
「……ひっ!」
………………い、泉サマじゃんか!!!
振り返った目線の先にいたのは間違いなく泉サマ。
泉サマはあたしに気づくと「あ。」とだけ、つぶやいたがすぐに目線を秋山先生に戻した。
「…何すか、用って。」
「悪いんやけど、これ奏に返しといてくれへん?」
秋山先生は紙袋を出して泉サマに突き出した。
「え~?めんどくさ。まじ完全パシりじゃないっすか。自分でやって下さいよ。」
「だってアイツ忙しくてなかなか会えへんねんもん。身内の方がいくらでも都合つくやんけ。」
…身内?…奏?
それって……まさか…あの、奏くん!?
「それにタダでやってくれとは言わへん。お前の好きなイチゴミルク付きでどや!」
500ミリパックのイチゴミルクが机にどどーん!と出される。
「…まいど。つーか、次からは自分で何とかしてくださいよ。高等部からこっちに来るまで結構時間掛かるんすから。」
「ありがとう。助かるわ。」
泉サマは渋々紙袋を受け取ると、イチゴミルクを持って職員室から出ていった。
「へ~。泉サマと仲良いんですね。」
さっきの様子を見ていた修平くんが不思議そうに言う。
秋山先生が何かに気づき、軽く手をあげる。
「……ひっ!」
………………い、泉サマじゃんか!!!
振り返った目線の先にいたのは間違いなく泉サマ。
泉サマはあたしに気づくと「あ。」とだけ、つぶやいたがすぐに目線を秋山先生に戻した。
「…何すか、用って。」
「悪いんやけど、これ奏に返しといてくれへん?」
秋山先生は紙袋を出して泉サマに突き出した。
「え~?めんどくさ。まじ完全パシりじゃないっすか。自分でやって下さいよ。」
「だってアイツ忙しくてなかなか会えへんねんもん。身内の方がいくらでも都合つくやんけ。」
…身内?…奏?
それって……まさか…あの、奏くん!?
「それにタダでやってくれとは言わへん。お前の好きなイチゴミルク付きでどや!」
500ミリパックのイチゴミルクが机にどどーん!と出される。
「…まいど。つーか、次からは自分で何とかしてくださいよ。高等部からこっちに来るまで結構時間掛かるんすから。」
「ありがとう。助かるわ。」
泉サマは渋々紙袋を受け取ると、イチゴミルクを持って職員室から出ていった。
「へ~。泉サマと仲良いんですね。」
さっきの様子を見ていた修平くんが不思議そうに言う。